紅葉は終わってしまったと思ったが、久しぶりに大菩薩のあたりを歩いてみたいと思い、登ってきた。紅葉はもう山ろくで山にはほとんど見られなかったし、思いのほか風が冷たく、もうすぐ冬だと実感した。
上日川峠=福ちゃん荘=雷岩=大菩薩嶺=雷岩=大菩薩峠=福ちゃん荘=上日川峠
以前ここに来たのはいつだったろうか。冬用のプラブーツの慣らしで来た時だったか。それともかみさんと来た時だったか。そうだ、子供を連れてきたことがある。それでも20年以上前の話だ。上日川峠からスタート。
車道から離れ登山道をふくちゃん荘へ ちょっと薄曇りかな。今日もゆっくり上がる。
ふくちゃん荘を過ぎ、ここで雷岩への唐松尾根を登る。
展望はあまりないが、時々山頂あたりがちらりと見える。急登で暑い。
あと少しというところで、岩場が出てきてさらに急登になると、冷たい北風が吹きつけてきた。道の端には霜柱が立っている。 空も晴れてきたが、寒い。
雷岩に着いたが、寒いのですぐに山頂へ樹林の中へ逃げ込む。すぐに山頂へ。
ここでさえ風が通り抜け寒い。少し下り風をよけて小休止。ガスコンロをもってきて、なにか温かいものでも食べたかった。
雷岩に戻り大菩薩峠まで 富士山見えるかな。雲がちょっと出てきた。
風が冷たくフードをかぶる。丈が短いのか頭が押さえつけられる。買うときにフードまでは試してなかったな。 フードをかぶると視界が狭いが、脱ぐと風が冷たい。どっちにしようか。
時々振り返ってみる。 逆コースのほうがよかったかな。
登ってきた唐松尾根下部
こんな道標もあった。 そうか、久しぶりの2000m越えだったんだ。
神戸岩を下り
たくさんの大小のケルンが積んである賽の河原を経て
南アルプスがよく見えた。 甲斐駒ケ岳から農鳥岳ぐらいまではわかるがあとは怪しい。行ってみなければ。
親不知ノ頭をへて大菩薩峠へ
峠は大勢の人でにぎわってた。
自転車を担ぎ上げてきた人もいた。
石丸峠まで行こうか、かなり迷ったが、今日はここまでとし下山する。
明るい道をゆっくり降りてゆく。
きれいな森
ふくちゃん荘から
稜線がよく見えた。テント場には2張、今日は寒そうだ。
帰りも車道でなく山道へ
きれいな森がうれしい。
すぐに上日川峠のロッジ長兵衛が見えてきた。帰りのバスももう来ている。
お土産に地元でとれたリンゴを買った。シャキシャキとした小ぶりのフジだった。
晴れていたが山頂付近は風が冷たかった。もうすぐ冬だ。
20年ほど前、子供と上日川峠までタクシーで入り登った。 帰りに塩山の駅前でイベントがあり、そこでカエデの苗木をもらい、帰ってから家の庭に植えた。剪定をし背が高くならないようにしているが、それでも背の高さより大きくなり、葉を紅くしている。
上日川からのバスは12月中旬まである。しばらくこのあたりを続けて登ってみたい。