秀麗富嶽十二景の続きで四番、笹子雁ヶ腹摺山へかみさんと出かけた。今日もいい天気になり、陽だまりハイクになるかと思ったが、案外登らされた。途中で出会った100万ボルトの送電線鉄塔に圧倒された。
笹子隧道=笹子峠=尾根道=笹子雁ヶ腹摺山=新道=笹子峠=笹子隧道
今日もお手軽ハイクで登山口まで車で乗り付ける。
隧道の右側からつづら折りで峠まで登り上げる
甲斐大和側も見てみようともう少し行ってみたのが間違い?かな
もう一本道標がありトラロープと鎖もたれている。 ここから稜線に上がるのだ、さっきの道標は新道の入り口か、と思い違いをする。なかなかの急登、岩や木の根につかまって、三点支持で登る。ん、踏み跡が薄いなあ。
と思ったら次の道標が見えた。 どうやら、さっきの道標からが修正ルートらしい。
登山道は尾根を忠実にたどる。
鉄塔が見えてきた。 このあたりにはあちこちに送電線の鉄塔がある。
尾根道と新道の分岐に出た。このまま尾根道をたどる。
やっと富士山が見えてきた。尾根道は登ったり下りたり。結構つらくなる。
やっと山頂が見えてきた。大きな鉄塔も手前に見える。どこから来ているのだろう。
新道と合流。 鉄塔が思いのほか大きい。
基部から見上げた巨人に圧倒された。よくこんな山の中に作ったなあ。どこから来ているのか。神奈川?静岡? 帰ってから調べると、東京電力の100万ボルトの超高圧送電線で、柏崎刈羽原子力発電所及び福島第一・第二原子力発電所とつながっているようだ。山麓の東山梨変電所を経て静岡の新富士変電所につながり送電線網を形成しているそうだ。
ここからも急登で体調のせいか結構こたえる。山頂が見えてきた。
秀麗富嶽十二景 四番 笹子雁ヶ腹摺山 シリーズ2座目
木々の葉が全て落ちていたので、展望は木の枝の間だけだが、まあまあ。富士山の展望はここだけか。
笹子駅方面から自転車を担いで上がってきた人もいた。すげー。 他の登山者はお坊山、大鹿山方面に縦走していったが、1時間ほどひなたでのんびりして、来た道を戻ることにした。
結構急だし、落ち葉が積もり地面の様子がよくわからない。小石や木の根を踏まないかと気になる。
帰りは新道をたどる。
自転車を担いだ人が追い越していった。速い。
陽だまりの山腹をずうっとトラバース。
尾根道と合流。 その向こうの鉄塔下で一休み。
こっちの送電線鉄塔は小ぶり
標識を見ると、どうやらこれははJRの自前の送電線らしい。笹子駅方面から甲斐大和方面へ続いている。送電線の下に巡視路がずっと続いていて、登山道としても使われているようだ。
笹子峠まで戻ってきた。今度はう回路をたどる。
のんびりと下る。
隧道の真上まで来てみた。
今日もお気軽ハイク。
次はがっつり歩こうか。
今日も穏やかに晴れた。西高東低は緩いが、風が冷たく。山頂は2,3度だったかな。
巨大な送電線鉄塔に驚いたハイクだった。驚いたことがもう一つ、帰る途中でNTTがマンホールを開け工事をしていた。こんな山道でどうしてと思ったが、どうやらこの山道の下にケーブルが敷設されているらしい。山道の途中途中に旧電電公社のマークが入ったマンホールが点々と続いていた。ご苦労様です。