箱根外輪山をめぐる旅の続き。 前回は箱根湯本から塔ノ峯、明星ヶ岳までだったので、今日はここから。 明神からの下りで北側の展望もよかったし、雪も残っていて面白かった。
スタートは前回の下山口の宮城野、明星ヶ岳登山口から やっと太陽が出てきて、温かい。
外輪山の内壁はつづれ折の急登だ。
日陰はまだまだ寒い。霜柱はがっちり凍り溶ける気配はまだない。大文字焼きまで来ると強羅の街が見えてきた。
檜の林に変わると稜線まであと少し。
マユミの木のある稜線の分岐に到着 鳥のさえずりがにぎやか。
稜線にはところどころ雪が残っている。
今日も富士山がよく見える。
山頂到着
4人ほどのハイカーさんに出会う。 一人は全くの観光客姿でびっくり。オーバーコートにジーンズとスニーカー。ベンチでパンを食べ、体が冷えないうちに出発。ここからは初めて歩く道で楽しみ。
すぐに開けてきたところに出てきた。北側もよく見え気持ちのいいところだ。これからたどる道もよく見える。
北側も開けて丹沢もよく見える。
このあたりから雪が残っていた。雪というよりも、前日の週末に大勢のハイカーによって踏み固められたと思われる圧雪。滑るかもしれないと思うとちょっと。 アイゼンを使うほどではないが。
下るにつれて金時山がどんどん大きくなり、富士山を隠してしまう。
火打石岳までやってきた。ここからしばらく稜線の北側を巻き、圧雪の量が増える。アイゼンいるかなあ。
なくても何とかなりそう。
分かっていはいたが、この稜線も小さなピークがいくつもあり、登ったり下りたりの連続。おまけに背の高い笹が壁のように続き、あれを登ればピークかと思ったら、まだ先があったりして、気持ちが折れる。
それでも時々のぞける展望は素晴らしい。
あれが最後のピークかなあ。
笹の切れたところで展望を楽しみながらちょっと休憩。大きくなった金時山と箱根仙石原。
それじゃあ、降りますか。
すぐに矢倉沢峠 もう登らなくていい
金時山への登山道を分けて
外輪山の内壁をつづら折りの急坂を降りる
すぐに登山口が見えてくる。
豪華な別荘や保養所のを眺めながらバス停まで
最後の休憩ポイントを振り返る。
明神の下りでの展望が素晴らしい。
見通しのきかないアップダウンが続き、結構疲れた。金時まであと4,50分だったがやめた。今度は雪のある季節にまた来てみたい。
急坂の途中で立ち止まると立ち眩みがした。降圧剤のせいかなあ。
明神ヶ岳(1169m)
宮城野=明星ヶ岳=明神ヶ岳=火打石山=矢倉沢峠=仙石
歩行距離 約11.9㎞/ 累積登高1437m・ 累積下降1241m
今日も西高東低 風もあまりなかった。