久しぶりに大倉尾根を登ることにした。ほぼ1年ぶりでまだどれほど登れるのか体力測定のつもりで頑張ってみた。 紅葉の時期は過ぎたが、静かな山行となった。
前回大倉尾根を登ったのは20年7月。夏だがほぼコースタイムで登り切ったけれど、今回はどうだろう。早朝、大倉をスタート、観音茶屋をすぎたあたりで日が昇り始める。
見晴茶屋から海が光っているのが見える。
カエデの並木 最大心拍数75%
駒止茶屋への急登 前の人になかなか追いつかない
小草平を過ぎ、さらに急登の階段が続く もうすぐ追いつきそう
萱場平をすぎてガレ場の急登に突入 このあたりで追い越せたかな 最大心拍85%前後
岩場を出るとすぐに天空への階段 心拍数は90%以上 乳酸がたまりはじめる
やっと登りきると相模湾が一望
ここで元職場のSさんから電話。気にかけてもらえありがたかったし、Sさんも元気に仕事をしていると知り、とてもうれしかった。
次の目標は赤いザックの若者
花立まで登ると絶景が望める。 相模湾 平塚方面
小田原と真鶴 箱根連山 ここでうっとりと景色を眺めている。 山頂よりもいい眺めが得られる。ここでおしまいにしてもいいくらいだ。
もうすぐ山頂 もうちょっとで追いつけたかな。
実動3時間ぐらいで到着 まだまだいけるぞ
新宿副都心もみなとみらいも見える。
ちょっと休憩し鍋割山へ向かう
階段だらけの大倉尾根を嫌って鍋割山稜へ ブナ林がきれい
大丸を越え小丸へ 後ろには誰もいない
前にもいない 気持ちいい道が続く
二俣への分岐で一休み
最後のひと登りで鍋割山
富士山もまだきれいに見えている
鍋焼きうどんに並ぶ長い列を見送り下山 このルートは大倉尾根より急だが、画一的な木段ではなく普通の急坂 足腰の筋肉を総動員して下ってゆく。
途中で登っている人から山頂の風の様子を聞かれた。山頂では風はなかったようだが、このあたりから風が強く吹き始めた。予報では午後からかなり強く吹くようだ。ただ、南風なので冷たくない。
ときどき、きれいな紅葉が現れる
後沢乗越から沢沿いの道を下ってゆく。風は遮られ、また静かな山になった。
植林された杉林を抜け林道へでる。
だが、ここからこの西沢林道が長い。長く感じるのだ。 まずは二俣へ
紅葉を楽しみながら長い長い西山林道を行く。硬い路面で疲れた足にはつらい。
長いなあ
もうそろそろ、もう着くかなあ、と思いながらまだまだ歩き、車道に出る。
振り返ると歩いた稜線が見える。
キャベツ畑を通って大倉へ戻る。
やっぱり鍋割山稜は素敵だ。登ってもいいし、降りてもいい。小丸尾根もまた上りたい。
実働7時間ぐらい コースタイムより少し早く回れた。まだまだやれるぞ、と思ったらこの夜足がつった。
塔ノ岳1491m 鍋割山1272m 歩行約7.6㎞ 累積登高2000m