海旅山旅

ヨットとテレマークと登山

9月26日 焼岳(長野県松本市)

今年なんとか登ってみたいと思っていた北アルプスの焼岳に山友と登ってきた。最後の登りは辛いし、あちらこちらから水蒸気が立ち上って硫黄の匂いがいっぱい。いやあ、楽しかった。

焼岳 2444m 歩行距離約13.2㎞ 累積登高下1234m

小梨平キャンプ場(1509)=焼岳登山口(1500)=焼岳小屋(2076)=焼岳(2444)  往復

高曇り 午前中から雨 風はないので助かった  二日前までは晴れだったのに。

今回は山友と前日に小梨平でテント泊 

天気予報では10時ぐらいから雨予報 そこで出発を4時にした。

真っ暗な中をヘッデンの明かりを頼りにクマにおびえながらすごい勢いで歩いた。

林道を離れ登山口へ入るが、真っ暗で恐ろしい。とても一人では入れない。とにかく雨が降る前にと、夢中でチリンチリンと登る。クマが出てきたらどうしよう。

峠沢の崩壊地 山頂も見えてきた

山頂が近づいてきたが、まだまだ

はしごや鎖場 この3段アルミハシゴはほぼ垂直

標高2000mを越え辛くなってきた つづら折れの急登を峠に向かう

焼岳小屋に到着 ヘルメットをかぶりすぐに出発

一息で展望台のようなところに出て、焼岳ドーン 

ふり返ると笠や穂高の山頂はもう雲に隠れ始めた。急がないと、でもここから辛かった。

見上げるような溶岩ドーム基部を左からまわりこむように稜線へ向かうが全然着かない

やっとドーム頂上への分岐にたどり着く あと少しか

山頂到着 間に合ったようだ 穂高は雲にかかり始めた

南峰と火山湖 正賀池

隣には深い噴火口

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登山道わきから水蒸気が立ち上っている。硫黄の匂いが強い。

少し休んだら下山 小屋までは雨が降らないでほしい

ドーム直下のガレ場を下る

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焼岳小屋まで長かった 無事に戻ってこれて一安心 だが、コーヒーを飲んでいるとポツポツ降ってきた。梯子を下りるまではあまり濡れたくない

慎重に梯子を下り森の中へはいてゆく  雨は小ぶりになってきた

やっと焼岳登山口へ戻ってきた きれいな森だなあ

朝は真っ暗で何も見えなかったが、昼間はこんな感じ

このあと観光客と混じり梓川沿いを歩き小梨平キャンプ場へ

10時ぐらいから雨の予報を見て朝4時出発にしたのは、焼岳小屋に戻るまで雨に降られず結果的にはよかった。ただ、朝4時はクマの活動時間だったかもしれない。真っ暗な森の中を二人でがむしゃらに突っ込んでいったが、一人では怖くて絶対行けない。

翌日27日にはクマによる被害が起こりキャンプ場はしばらく閉鎖