天気の良い日に山登りすべきだ。昨日の天気が嘘のようで、実に気持ちがいい。またルートを色々変えて登りたい。
二日目は八合目避難小屋(1760m)から山頂(2038m)を経て焼走り登山口(570m)まで
安定した晴天 昨日もこうだったらよかったのに
八合目避難小屋の前でご来光を迎える 山でみるのは久しぶりかな。
小屋の前で夜間登山し山頂でご来光を迎えた若者たちとすれちがった。タフだなあ
不動平を進むにつれて鬼ヶ城が迫ってくる。
この分岐から岩手山への急登が始まる。
火山の砂礫でずるずる滑る 富士山を登っているみたいだ。
30分ほどでお釜のふちへ登り上がる。やっと山頂の薬師岳が見えた。
振り返ると小屋が小さく見える。お鉢の中の参道を奥宮へ向かう
奥宮
お釜のふちに登り返す たくさんの石仏が東を向いて並んでいる
黒い火山の砂礫をざくざくと進む
色が赤く変わった もうすこし
火口丘 山頂にケルンが積まれている かすんでいるのは早池峰山かな。
隣に火口がある
北側には八幡平
裏岩手連峰とそれに続く三石をへて岩手山への縦走路 いつかたどってみたい。
そして秋田駒ヶ岳と乳頭山 向こうにかすんでいるのは鳥海山かなあ。
さて、下山。少し下って焼走りへの分岐を右へ
火山特有な急な道をずるっと滑らないよう慎重に下りてゆく
茶臼岳に守られるように建ててある平笠不動避難小屋
水場がないのが残念だが、とてもきれいな平笠不動避難小屋
避難小屋の前から振り返ると見上げる壁のような岩手山
気を抜かずゆるゆる進む 気持ちのいい樹林帯 このあたりから登りの登山者とすれ違い、話してみると、ほとんどの人は日帰りらしい。トレランの人もいる。
このあと急な溶岩の坂が続くが、緊張し写真を撮っていない。
ツルハシを過ぎると大きく開け展望がいい。
コマクサの群落がある 花の季節はすでに終わっているが、少しだけ咲いていた。
第2噴出口跡でひと休み ぴょこりと見えるのは姫神山
すっかり緩くなった緑の森をのんびり歩く。これが気持ちいい。
焼走りの登山口が見えてきた。 今日はここでおしまい。
汗を流そうと「焼走りの湯」にやってくると岩手山がまた登場 大きいなあ。
JR大更から盛岡へ その間ずっと岩手山が大きく見える。また、いろいろなコースで楽しめそうだ。
このあとしばらくひどい筋肉痛に苦しんでいるが、これほどひどいのはあまりない。避難小屋泊まりだったが、ザックはそれほど重くない。初日に急登を熱を放出できないままコースタイムぐらいで登ったせいかなあ。
調理用にガスバーナーをもっていったが、風防が必要になるが、固形燃料でもいいかなあ。