山友から夏山に誘われたが、体がまだ夏山用にできていないので、山トレに出かけた。
山は晴れるとすがすがしい。いいなあ。
今日は山登りと高度になれるために富士山須走口へやって来た。日帰りなので8合目までの往復。
まず、ゆるい階段を高度に合わせるようにゆっくり上がり、古御嶽神社からスタート
溶岩の上にできた森をくねくねと抜け、下山道との合流地点へ。無事にまたここへ戻ってこられますように。
すぐに、崩れつつある涸れ沢を渡り、登山道から見える最初の山頂。
年々、沢の崩れ方が大きくなっている。振り返ると山中湖も見えてきた。
再び森の中へ、ここからちょっと急になる。高度障害は歩き始めからある。頭が重いし、平衡感覚もちょっと変で、バランスが悪い。なんでもないところでふらつく。まだ2000を超えたばかりなのに。
六合目 長田山荘 手前で開けた溶岩台地に出る。ここが山頂まできれいに見えるベストポジションかなあ。
山中湖もよく見えるようになってきた。
本六合 瀬戸館 で小休止。まだまだあるなあ。
若い人たちがぐいぐい追い越してゆく。うーん、悲しいがついていけない。ペースを上げると筋力がすぐに落ちてくる。呼吸や心拍はまだ大丈夫。
とりあえずの目標七合目太陽館へたどり着く。3000弱 ガスがどんどんわいてくる。
まだ時間があるので本七合目見晴館まで登ってみよう。
見晴館3140mでは急すぎて山頂がよくわからない。 まだまだ、あそこに見えるもう一つ上の八合目まで登ってみよう。
八合目吉田口との合流地点3270mにやってきた。ここが今日の目的地。
腰を下ろせるところを見つけ、山頂や下界を眺めながら昼食。頭がぼんやりして写真を撮ってない。この分岐で警備案内をする人が「こちらは須走口です」とひとりひとりに声をかけていた。結構若い女性のようだ。多分、昼夜を問わずここで案内をするのだろう。疲れてぼんやりしていると、ルートを間違えるところだからなあ。 お疲れ様です。
今日はここまでで、下山。ブル道を下る。
七合目太陽館まで下りてきた。
落石に注意しながら砂走りへトラバース。
砂走に着くころにガスが上がってきてしまった。太陽光にさらされなくて済むけど展望が全くない。
砂走で砂まみれ、でも、あまり人がいなくてまだましなほう。それでも口の中がちょっとじゃりじゃりする。 砂払六合目でちょっと休憩し、またおり続ける。
登山道との合流。やっと下りてきた。
徹夜の弾丸登山をするたくさんの若者たちとすれ違う。
古御嶽神社まで下りてきた。
今日はここまで。
何度も来ている富士山だが、山頂へはもうずいぶん登っていない。交通規制がかかるようになってからは日帰り8合目往復だ。 高さは苦手だ。2000mを越すと、力が出にくくなるし、すぐに息が切れる。ぼんやりして集中力が下がり、小石を踏み転びそうになる。バランスも悪く、すぐによろける。
もう2,3回来ないとダメかなあ。
富士山八合目 3270m
須走登山口(五合目)=八合目登山道分岐 往復
歩行距離 約9.1km 登高・下降 1370m
午前中までは快晴。 午後からは裾からガスが沸き上がる。 暑い。