久しぶりに高い山々をまじかに見ることができたし、まぶしい新緑の森も素晴らしかった。
2000mを超すような山で少しだけ長く歩いてみたいと思い、八ヶ岳連峰南端の西岳にやってきた。この日、予報では下界は30度を超す真夏日となりそうだが、山ではどうか。
ゴルフ場脇のゲートを巻いて、林道を少し行くと富士見高原登山口
沢が崩壊していて、迂回する林道をたどると五差路に出る
薄緑の新葉に癒されながら林道をたどり不動清水。 おいしい。
この脇から登山道が斜度を増しながら森の奥へと延びてゆく。
枯れ葉が積もり少しふんわりする道を登り続ける。ほぼまっすぐの直登。はじめのうちはシダがいっぱい生えている。
林道を横切るとシダはなくなり背の低い笹が茂る。
2本目の林道を渡ると大きな岩がごろつき始める。
森の中は木々に守られそれほど暑くはならない。
3本目の林道を渡ると急登が始まる。
さらに急になる
このあたりで2000mを超したようだ。頭の中が腫れているような気がする。高所の影響が出始めた。
シャクナゲの群落を通り抜ける。花はまだまだ。
ここを通り過ぎるとすぐに小広場 ここで小休止
気圧の変化でパッケージがパンパン 頭の中も同じかな。
急登はあと200ぐらいか
開けたがればに出た。編笠山だ
再び樹林の中の急登をたどり山頂へ 先行者がいた。
編笠山方面へ縦走するらしい。 正面は権現岳 左は朝日岳 樹間にチラッと赤岳
右には編笠山 鞍部には青年小屋が見える。 編笠の南に富士山も見えたが、遠く霞んでカメラには映らない。
南には南アルプスが見える さらに西には中央アルプスがぼんやりと それとも御嶽かな
日を遮ることのできない山頂だったが、ちょうど高曇りのようで助かった。下山する。
どんどん降りる 小広場へは登りの半分の時間で下る。 止まらず降りる
2000m以上では苔の森に出合う
道をふさぐように現れるこの岩が2000m付近かな
林道を越え降りてゆく 下草は苔から笹へ
笹からシダへ
不動清水に到着、小休止 ここはいいところだ
しばらくボーとする いいところだ
五差路までの林道の両脇の新緑の中にツツジが控えめに咲き誇っている。 ここもいい。
けれど、暑い。
やがて登山口に到着
今日はここまで
新緑の森が素晴らしい。 秋や冬にまた訪れたい。
木の名前を覚えたいと思った。 赤松、カラマツ、しらびそ、ミズナラ、コメツガ、ダケカンバ、白樺、、、 あまり区別がつかない。
西岳 2398m
富士見高原登山口=五辻=不動清水=西岳=不動清水=五辻=富士見高原登山口
歩行距離 約7.8km 累積登高・下降1059m
梅雨はどこかに行ってしまったのか。