今年の秋は天気が安定しないが、隙間を縫って出かけた。ヒノキや、巨木とサルオガセの森をめぐる長い山旅だった。時間切れで山頂表示のある奥仙重までとした。
県民の森=中尾根登山道=祠頭=奥仙重=祠頭=中尾根登山道=県民の森
日曜だけれど、南伊奈湖ヶの紅葉には少し早いので混雑しないかなと思い、かみさんと出かけた。駐車場はかなりすいていたが、オレンジのジャケットを着た猟友会の人たち大勢集まっていた。鹿だろうか。
登山口はウッドチップを敷き詰めたコテージの間を縫う道をだどる。ふかふか。
ヒノキの森をめぐるハイキング道を歩き中尾根登山道へ入る。
檜の森を登る。
落ち葉がいっぱいでふかふかの道は楽しい。ガスがまだ漂っている。
林道を横切るが、通行止めでしばらく車が通っていなく落ち葉がいっぱい。 標識の時間表示が変だ。下りの時間は細かいし、キャンプ場まで65分ではたどり着けないと思うが。
地元の巨摩高校自然科学部さんによる標高の掲示があり、励みになる。
大きな樹が現れ始める。
つづら折れの急登は結構つらい。 最後の急登か。
急登は終わり祠頭へのトラバース
テント場 ここのように所々にぽっかりとあいたところがある。背の高い草木も生えずどうしたのだろうか。
ほこら小屋 中はとてもきれいだ。泊まってもいいな。裏手に水量豊富な水場もある。
急登ではないが、登りはまだまだ続く。 巨木と苔、サルオガセがふわっと揺れている。
やっと山頂。 木々の間からは北アルプスがちらちら見えるが、どの山かはわからない。ここは櫛形山山頂の表示柱があるが、最高点三角点のある所は20分ほど先だが、時間切れでここまでとする。 あっちは展望がないらしい。
反対側には富士山が見えた。 先週は真っ黒だったが、もう雪をかぶっている。
富士山は大きい。傘もかぶっている。
暖かいものを食べて、引き返すことにした。急に冷えてきて手先が冷たくなり、慌ててフリースの手袋をしたが、しばらくは冷たいままだった。
帰りは来た道をそのまま帰ることにした。裸山やアヤメ平には時間的に難しい。 山頂直下の道。まだ登ってくる人もいる。池の茶屋からアヤメ平への往復だろうか。
この巨木の枝の下をくぐる。
祠平へ下る
巨木が引き倒されている。 メキメキと音が聞こえるようだ。
ちらっと見えた下界 この後すぐにガスで見えなくなる。〇の中に標高の掲示をしてくれた巨摩高校が見える。
どんどん下る。そろそろ飽きてきた。
まだまだ下る 飽きた。
朴葉の葉が落ちていたので遊んでみた。
やっと林道まで下りてきた。あと1時間くらいか。
まだまだ下る。まだかなあ。
やっと自然散策路の登山口まで下りてきた。かなり膝周りにきている。1000m以上登り降りしたのは久しぶりかもしれない。疲れて当然かな。
散策路をぐるっと巡りコテージが見えてきて、登山はここまで。
1000m以上をがっつり歩いたのは久しぶりだ。丹沢塔が岳以来かもしれない。かなり疲れたが、翌日は膝周りに少し熱を持っている程度で筋肉痛はなく少しは体力がついたようだ。
櫛形山は穏やかな山で、塔が岳の大倉尾根のように階段があるわけではなく、落ち葉の積もった歩きやすい道が続いている。ただ、展望が全くなく、単調な登りがずっと続き飽きる。冬に葉が落ちてからは多少の展望が期待できるかもしれない。