午前中晴れ渡りこれはいけるかもと、発作的に大倉へ
大倉 三ノ塔尾根 牛首(敗退) 萩山林道 大倉
東名で向かう途中までは久しぶりの青空と大山がくっきり見えていたのに、大倉についたらやっぱり雨。雷まで鳴っている。 大倉尾根は真っ白け
三ノ塔尾根も雨の中。 そういえば雨の中を歩くのも久しぶり、三ノ塔尾根は階段もあまりないし、柔らかな森が続き、こんな日にはいいかも。雨具上下にザックカバー。スタートが昼になってしまったので登り2時間の限定で歩き出す。
三ノ塔尾根も雨の中。汗をかきすぎないようにスローペースで。
コンクリート舗装の萩山林道をぐうと登り登山口へ。ここでトレランの男性が降りてきて、靴や足回りをしきりに気にして触っているのを見かけたが、彼が何を気にしているのか気付くべきだった。
この後ふたりの登山者とすれ違う。挨拶すると一人から「気を付けて」と返された。
そうだよな、昼過ぎからこの先営業小屋のない山へ入るのはどうかと思うよな、まして雨、雷もなってる。単独だし、何かあったらどうするんだよ、て思うだろうな。
尾根にとりつき、森の中を歩く。何本もの林道と交差し高度を上げる。時々雨が強く降るがジャケットの撥水がよく効き、それほど不快ではない。
送電線(新秦野線)の鉄塔が見えてきた。
ここで一休みしたいところだが雷が鳴っている。さっと基部を通り抜けるが、怖い。
振り返ると少しガスが切れた。 大倉尾根末端 今日最後の展望だった。
ゆったりと森を歩き少しずつ高度を上げる。いいところだな、もっときてもいいかな、雨の中でも悪くないな、と考えながら歩く。 あまかった。
牛首へ着く手前の道で4,5匹ヤマビルがうねうねしているのを見つけた。これまで注意しながら歩いてきたが、この時初めて気が付いた。ひょっとしたらと思い足回りを見るとレインパンツのすそにすでに2,3匹とりついていた。急いで砂利の林道へ降り、レインスーツを脱ぎ捨て、念入りに取り除いた。タイツやレインパンツの表裏には大小30匹以上取りいていた。体も確かめたら足首に2匹、首筋に1匹にやられて血だらけだ。もうやだ。雨も強くなってきたし、今日はここでおしまい。もう一回ヤマビルがついてないか確かめ、萩山林道を下山。
この林道はコンクリート舗装だから、多分奴らはいない。雨が激しく、林道は沢のようになっている。土砂崩れとかしないよな、と思っていたら、軽パトカーが上がってきた。
大倉についてもう一度念入りに探すと2匹とりついていた。やっぱり丹沢はGWまでかな。