海旅山旅

ヨットとテレマークと登山

8月1日(土) 赤岳鉱泉周回 (長野県茅野市)

関東は梅雨明け。 今日こそは青空を期待して八ヶ岳へ。 残念だが周回だけ。

美濃戸口 -- 北沢 -- 赤岳鉱泉 -- 中山展望台 -- 行者小屋 -- 南沢 -- 美濃戸口

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美濃戸口から林道に入る。歩きやすい道が続くが思いのほか長くじんわりと疲れる。この道をたどるのは4,5年ぶりかもしれない。硫黄に登り、本澤温泉、みどり池を経て稲子湯に抜けた。

赤岳山荘は営業していたが、他は休業。 ここの駐車場はほぼ満車

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往路は北沢を行く 苔に覆われた森が現れたり、針葉樹の香りがして八ヶ岳にやってきた実感がしてうれしくなった。これこれ。

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堰堤広場まで林道で歩きやすい。昔、ここまで車に乗せてもらったことだある。今思えばなんて楽をしたのだろう。林道とはいえ急で長いので結構疲れる。

ここからは本格的な登山道。残念ながら曇ってきた。時おり吹く沢風が寒いぐらい。

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ごうごうと流れる北沢とその支沢を何度も渡りかえす。 沢風が気持ちいい。

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度重なる台風豪雨で橋が何度も流されるが復旧されてます。これがなければ全く進めません。感謝です。

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岩がゴロゴロした歩きにくい急登や気持ちのいい森を抜けて赤岳鉱泉

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赤岳鉱泉には昼前には着いたが、ずいぶん込み合っていた。テント場もいっぱいで少しでも平らなところを探してみんなうろうろしていた。梅雨明け直後だったせいもあるが、この日営業を再開したからかな。 密を気にしながら昼ご飯を食べるとすぐに出発。


途中、中山乗越展望台へ上がるが、ガスがかかり赤岳がなかなか見えないが、しばらく待つと、小同心と大同心

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赤岳と中岳 

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すぐに行者小屋に到着。ここは営業してないが、テント泊の人でいっぱい。後からどんどんとやってくる。ここもすぐに出て往路は南沢を下る。

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南沢はやっぱりつらかった。沢が荒れ、登山道を探しながら下る。崩壊地はどこで元のルートに戻るのかわかりずらい。

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苔に覆われた森を抜ける

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切り株をおおいつくした苔

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ゴロゴロの坂道をグングン下る。疲れた足につらい。 このあたりで男の子を連れた男性とすれ違う。4,5才だろうか。頑張ってるねと男の子に声をかけても無表情。かなり疲れている。テント場までこの先まだ2,3時間、あるいはもっとか。日没までに食事が終わるだろうか。明日はどうするのか、赤岳に登らせるのか、降りたらそのまままたこの道を下山するのか、気になってしょうがない。

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やっと美濃戸まで下りてきた。北沢の登り以上の時間がかり大変だった。

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ここからまた林道を小一時間あるき美濃戸口へ

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日帰りで時間が取れなかったので赤岳鉱泉周回にしたが、久しぶりの気持ちいい森歩きでよかった。

来週からはお盆休みで山も密になるから、当分小屋泊はできないし、テント泊も難しそう。